デング熱

世間はワールドカップで盛り上がっていますね。当初、イマイチ盛り上がりに欠けそうなメンバー構成だった日本代表ですが、いざ開幕したら思いのほか好成績。このまま決勝トーナメントに進んでくれる事を祈ります。

デング熱

4年前に、国内で70年ぶりの患者が出たデング熱。代々木公園なども封鎖されたのを覚えている方も多いと思います。

ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどの蚊によって媒介されるデングウィルスによる感染症です。3日~7日ほどの潜伏期間を経て、発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹といった症状が出ます。重症化し、出血をともなうデング出血熱となった場合、治療が遅れると致死率は20%ほどになります。デングウィルスに対する予防接種やワクチンは現状ありません。治療も基本的に対症療法になります。処置をし安静にすることで大体1週間程度で回復に向かいます。

そもそもデング熱自体、世界中で年間1億人が感染していると言われており、その6~7割がアジア圏に集中しているとも言われていて、日本人にとっても比較的身近な感染症です。特にこの夏休み等で、東南アジア圏に旅行に行く方は気を付けてください。

ネッタイシマカ、シトスジシマカ

ネッタイシマカの北限は台湾の台中市周辺と言われているので、国内では沖縄県の南方(石垣島・西表島など)以北の野外では定着できないと考えられています。

しかしながら、空港ターミナルなど、一定の温度が維持されているような特別な場所では定着出来る可能性もあり、また近年、都市部の温暖化により、海外からの貨物便等と一緒に入ってきた蚊が定着する可能性もゼロではないと思います。

ヒトスジシマカは日本では本州以南に生息しています。活動時期は暑くなってくる5月位から10月一杯位までと言われています。冬場は卵の状態で越冬します。

どちらもヤブカの仲間で、少量の水たまりがあれば短期間で繁殖可能です。また行動範囲は基本狭いのですが、デング熱に感染した人が別の場所に移動する事により、人を介して感染範囲を拡大してしまいます。

防ぐには

以前も少し書きましたが、虫よけスプレーを使用する事、長袖を着用し肌の露出を避ける事が一番です。

蚊に刺されたら
夏の行楽シーズン。昨年、代々木公園の閉鎖でも話題になりました厄介な虫、蚊。蚊に刺されるとかゆくなりますよね。 この虫が好きな人はいない...

その他としては、元である蚊の発生を防ぐ事。家の周囲にある不要な水たまりをチェックしましょう。古タイヤの溝にたまった水、植木鉢の受け皿、空き缶やペットボトルにたまった水等ないかチェックしておく事も重要です。

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